芝生は刈り込みと肥料さえくれていればいい、そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
先日、我が家の昔の写真を見る機会があり、表の庭の芝生がまだ生き生きしていることに感動したのと、裏庭の芝生の面積が今よりもだいぶ広いことに驚きました。
裏庭の芝生は今でも夏になれば青々と成長するのでそんなに劣化はしていないのかと思っていましたが、見比べてみるとだいぶ枯れてダメになった部分があるようです。
『芝生は植えたら終わり』ではなく、しっかり手入れをしないといけないんだなと実感させられました。
そこで手入れの一つであるサッチングとエアレーションを裏庭で試してみたので報告です。
サッチングとは?
サッチングとはサッチを取り除く作業のことを言います。
サッチとは白ひげ海賊団元4番隊隊長、芝生の枯れた茎や葉、根などが表面に堆積したものです。
これを放置し厚く堆積してしまうと排水や通気に影響が出てしまい、芝生の生育を邪魔し、病気やキノコ、ミミズが出る原因になってしまいます。
下の写真は4月のはじめ頃に実際に裏庭をサッチングした時の写真です。
見て分かるようにサッチングをしたところとしていないところでは色が全然違います。
この写真では真ん中のみサッチングをしたのですが、それだけで大量の古い茎や葉が集まりました。
その後全面をサッチングして終了。
エアレーションとは?
エアレーションとは芝生に穴を開ける作業のことを言います。
なぜ穴を開けなければならないのか?
それは月日の経過と共に土が固くなりサッチの堆積が進み排水性、通気性が悪くなることで芝生が育ちにくくなっていきます。
そこで穴を開け、そして目土(砂)入れを併せて行うことで排水性、通気性を補うのを目的とします。
また、芝生は古い茎や地下の茎が切られることで新しい芽や根が生えようとします。
下の写真はローンパンチといって『固くなった土をパイプ状に取り出します。空気や水・肥料の浸透を良くし、芝生に活力を与えます。』という道具です。
他にも似た製品で、土をパイプ状に取り出すことはできませんが、根を切るのを目的としたローンスパイクというのも売っていましたが、私はローンパンチのほうを購入しました。
ローンパンチとスパイク、どちらも値段は1000円程でしたがどちらを購入しようか悩みました。
結局パンチを選んだわけですが、理由は「スパイクの方はやろうと思えばスコップで代用できる。パンチはパンチでしかできない」というネットの書き込みを見て決めました。
優柔不断な私からすると、こういった他の人の書き込み、意見に背中を押してもらえたようですごくありがたかったです。
(ローンパンチ後の写真)
穴開けの間隔は適当です。今までエアレーションなんてしてこなかったので思い切りやりました笑
そしてこれが最近、エアレーションをしてちょうど1ヵ月後くらいの状態です。
黄緑色で小さい新芽がたくさん出てきています。
果たしてこれが芝生の新芽なのか、それともただの雑草なのか今のところわかりませんが期待しています。
さいごに
芝生ってちゃんと育てようと思うと大変なんですね。
しかも分からないことだらけ、実際に自分でやることで分からないが段々と分かってきます。
これはすべてに言える事か。
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