トヨタ自動車が開発した高麗芝【TM9】

TM9 エヴァ風 芝生

久しぶりの投稿です。

庭の掘り起こし作業もほとんど終わり(まだ終わっていない)、着々と芝生を植える準備が整ってきました。

まあ実際に芝生を植えるのは来年の4月を予定しているのでまだまだ先ですが。

 

ところで芝生と言っても様々な種類があり、それぞれに特徴があって管理の仕方も異なるのだそうです。

大まかに分けると「寒地型芝」、「暖地型芝」

寒地型芝は低温に強く地域によっては冬場でも緑を保てるそうですが、夏場には生育が衰えてしまい維持管理が難しいようです。

暖地型芝は高い気温を好み夏場に生育が盛んになる一方、冬場には地上部を枯らし休眠状態になります。しかし春には再び緑色の芝生になるそうです。

昔から日本国内に自生している芝に野芝、高麗芝がありますが、これらは暖地型芝に分類されます。

また、芝生は種をまいて育てる方法やソッドと言われる芝生を切り出したものを張っていく方法などがあるので、自分の目的に合う芝生の種類、植える方法を選ばなければなりません。

芝生は種から?それともソッド?

種のメリット、デメリット

メリット:

ソッドに比べ安価に済ませられる。ソッドを購入するのと同じ費用でさらに広い面積に芝生を植えることができる。

デメリット:

芝生が生え揃うまでに時間がかかる。すぐに緑の芝生を楽しみたくても時間を要する。

芝生の種類によっては種から育てられないものもある。(例:高麗芝)

ソッドのメリット、デメリット

メリット:

種から育てるのに比べ圧倒的に早く仕上がる。育てやすい。

デメリット:

種に比べ高価。ほとんどの場合、一束/1㎡分で販売しているので必要な分を購入しなければならない。

高麗芝 ソッド

(写真は高麗芝のソッド)

植える芝生の種類

まずは寒地型芝にするか暖地型芝にするかですが、暖地型芝にしようと思います。

理由は寒地型芝は育てるのが難しそうだから。そして私の住んでいる地域は雪が積もるため常に芝生を緑色に保つ必要がないと考えたからです。

暖地型芝には野芝、高麗芝のような日本原産のものや、西洋原産のものがあります。

当初は高麗芝のソッドを購入して植えようと考えていたのですが、いろいろ調べていると何やらトヨタ自動車が開発した品種 TM9 なる芝生があるということを知りました。

トヨタ自動車開発 省管理型 コウライシバ【TM9】

TM9のメリット、デメリット

メリット:

草丈が一般の高麗芝の半分以下のため芝刈りの回数が大幅に減る。

芝刈りで失われる肥料分が少ないので必要な施肥量を半分以下にできる。

葉の緑色が濃いため美観を維持しやすいなど。

デメリット:

高価である。近くのホームセンター(コメリ)では一般の高麗芝が\480/1㎡に対し、TM9は\1,580/1㎡と3倍近くも高い。

草丈が伸びづらいということはそれだけ芝生の回復力は劣る。

 

一般の高麗芝よりも値段は高いですが、それでも芝刈りの回数が少なく済むのは魅力的です。

昔、私の父親がしょっちゅう庭の芝刈りをしていて、子供ながらに大変だなあと思っていました。

TM9の購入方法

取り扱いがあればホームセンターで購入できますし、ネット販売でも購入できます。

ホームセンターで購入する場合の注意点

ホームセンターで売られている芝生(ソッド)は常に店頭に並んでいるわけではありません。

基本的に芝生を植えるのに適している時期(3月~6月)に販売されています。私が訪ねたホームセンターでは春と秋の年2回仕入れを行うそうです。

そして特に注意しなければならないのが、ホームセンターの芝生というのは一度に大量に仕入れ、あとはそのまま保管するため、中には日数がかなり経っていて鮮度が悪いものやすでに枯死しているものがあるかもしれないということです。

なのでホームセンターで購入する場合は、お店の芝生担当の方にいつ入荷するか時期が近づいてきたら教えてもらうようにし、なるべく入荷日に購入、そして植えるのが望ましいと思います。

ネット販売で購入する場合の注意点

ネット販売の場合は産地直送のため鮮度の良いものが手に入ります。

しかし別途送料がかかるので値段はホームセンターで購入するよりもかかってしまいます。

また、天候の影響などで届け日が遅れたりするケースもあるので、せっかく休みの日に芝生を植えようとしてもズレが生じるかもしれません。

さいごに

来年の4月はTM9のソッドをホームセンターで購入して植えようと思います。

そのため先日ホームセンターに行き、まとまった数のTM9の予約をし、入荷日が分かり次第連絡をしてもらうことにしました。

はたして来年は本当に芝生を植えられるのか。

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